売るバイクが不動車・故障車の場合

　長い間乗らなかったために動かなくなってしまった不動車や、大きな事故を起こして壊れてしまった故障車は売却できるのでしょうか。

まず不動車ですが、これはほとんど買い叩かれることなく売ることができます。なぜならば、不動車が動かない理由はバッテリーがあがっていることとキャブレーターの目詰まりからエンジンがかからないからです。

これを修理するためにはそれほど費用がかからないので、不動車であることを理由に買い叩こうとしてくる業者は危険な業者であると言えます。

たとえ相手が大手業者であっても、動かないバイクは買い取れないといって値段をつけず、「無料で引き取ることはできますよ（処分代がかかりませんよ）」と言ってきたり、「普通ならば1万円の処分代がかかりますが、こちらで5000円で処分することもできますがどうしますか？」などと、処分代を取って有料で引き取っていくこともあります。

もちろん、そのバイクは修理後高値で取引されるのです。

また、長期間乗らなくなることが分かっているならば、保管前に少しの工夫をすることで不動車になることを防ぐこともできます。やるべきことは二つあります。

ひとつ目は、ガソリンを全てタンクから抜き取り、その後エンジンをかけっぱなしにしてエンジンが止まるまで動かしておきます。こうしておくと、保管中にガソリンタンクの腐植によってキャブレーターが詰まることを防げます。

次にバッテリー対策ですが、バッテリー上がりを防ぐためには、バッテリーのマイナス側のコードを外しておくようにしましょう。こうすることで、放電を防ぎ、バッテリーが上がるのを防ぐことができます。

故障車の場合

　故障車もほとんどの場合には売ることが可能です。査定額から修理費用を差し引いた額が売値になります。

自社整備工場を持っている業者では、修理の際に中古パーツを使って安く修理することができるので、そのような業者では故障車も高値で買い取ってくれることがあります。

事故等によって重度の損傷をおこし故障している場合には、買値がつかないこともあります。そのような場合には、自分で処分すると処分代がかかるため、無料で引き取ってくれる業者を探すのが賢明でしょう。

そのような業者に交渉してみると、ばらして売れる部品だけ売るという理由から、ほんのわずかな買値がつき、さらに引き取ってもらえる可能性があります。

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バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！