大型自動二輪(401cc~750cc)のバイクの特徴
排気量401ccを越えるバイクをまとめて大型自動二輪と呼び、最近では750cc以下のこのタイプが人気となってきました。「ナナハン」と呼ばれる車種などについて紹介します。
大型自動二輪(401cc~750cc)のバイクの特徴
普通自動二輪運転免許の400ccを超えるバイクをまとめて大型自動二輪と呼びます。運転免許としては401cc以上ならどれほど大きな排気量でも運転することが可能です。
とはいえ、かつて大型バイクというと750cc排気量の『ナナハン』を指すことが多かったため、いまでも750ccが一つの区切りとして扱われています。
これにはバイクの人気が全盛期だった1980年代頃まで業界内で750ccの排気量に制限しようという自主規制があったからです。
当時、若者たちを中心に全国各地へのツーリングで旅客フェリーがよく使われましたが、現在でも750ccを上回るかどうかでバイクの航走運賃が変わるというルールを残しています。
さらに、1996年まで大型自動二輪は教習所で簡単に取得できるものではなく400ccまでを運転できる自動二輪免許中型限定免許を一旦取得して限定解除審査を試験場でパスする必要がありました。
この試験の合格率が極めて低く大型バイクであるナナハンをより特別なものとしていたのです。
現在ではナナハン全盛だった教習車も排気量の大型化の影響を受けて750ccからそれ以上のクラスのものに入れ替えされています。
ちなみに、大型自動二輪免許は18歳以上から取得できるため、高校生であれば17歳のうちに教習所に入り誕生日に合わせて取得を目指すという方法が最短アプローチです。
ナナハンから多様な排気量へ
かつては750ccが大型自動二輪の代名詞だったのですが、現在ではナナハンは少数派になっており、600cc~650ccまたは700ccといった排気量のラインナップが多く目立つようになっています。
ジャストでナナハンを今に伝える名車といえばスズキのGSX-R750でしょう。フルカウルスポーツと呼ばれるレーシング仕様をもとに製造されたオートバイで1985年の発売開始以来、モデルチェンジを重ねながら息の長い人気を誇っています。
排気量にしてはハンドリングの軽さが良く、前傾姿勢で加速にもすぐれています。
またアメリカンと呼ばれるクルーザータイプのオートバイに乗りたくて大型免許を取得する人も多くいます。
日本車でいえばヤマハのXV「ビラ―ゴ」には750ccモデルがあり250ccや400ccの普通自動二輪クラスのワンランクアップした位置づけで気軽にアメリカンに乗る喜びを実現してくれます。
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