下取りで高価買取をしてもらう方法

　バイクを手放す際、どういった方法で手放すのかは悩みどころです。人によっては、流行りのバイク買取業者に依頼する場合もありますし、友人に譲るという人もいるでしょう。

ただ、新しいバイクに乗り換えるという人に限って言えば、購入するお店での「下取り」を利用する人がかなり多いようです。

これは、「どうせバイクを購入するんだから、同じ店で入れ換えたほうが楽」という心理が働き、下取りを利用する人が多いものと考えられます。確かに、その通りだと思います。

他の業者、たとえばバイク買取業者に売却するとなると、売るタイミングと買うタイミングが一致しないことが多く、売ってから数日間は手元にバイクがないという状態になることもありますが、下取りであれば、古いバイクと新しいバイクを店頭もしくは自宅の前で交換という形になりますから、非常に手軽です。

だからといって、下取りをただ単に「手間なく便利だから」といったような理由で漫然と利用してしまうと、金銭的に損をする結果にもつながることは、案外知られていないようです。

バイクの下取りを利用する際には、手間を掛けたくないという心理が強く働き、他店との査定金額の比較を怠りがちです。

査定金額の見積もり額は、業者によってピンからキリまであります。A社が「1万円が精いっぱいです」と言ったバイクがB社では10万円の値がつくというケースも珍しくありません。

それは、下取りしてもらうショップといえども同様です。絶対に、1社だけで売却先を確定させてしまうことは、避けるべきだと断言できます。

バイクを購入するショップに買取業者にも負けないような高値で下取りしてもらうには、当然のことながら、ショップにとってのライバルとなる買取業者の査定金額を知る必要があります。

これは、前述したように、業者によって査定金額はピンからキリまで違ってきますから、複数の業者から査定をしてもらうのが鉄則です。複数の業者からひと通り見積もりを取得したところで、その金額を下取りしてもらう予定のバイクショップにぶつけるのです。

場合によっては、「ウチでは下取りできない」と拒まれる可能性もありますが、その場合は買取業者に売ればいいですし、もし購入しようとしているバイクが新車であれば、他のショップに鞍替えするのもひとつの方法です。

できることならば、お目当てのショップに「ぜひお宅で買いたいので何とかお願いします」と、買取業者に負けない高値での下取りを丁重にお願いしてみましょう。

せっかく買うつもりで来たお客さんをみすみす逃すのはもったいないですから、ショップ側が折れてくれる可能性は大いにあります。

⇒ 買取業者間で価格を競争させる！

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！