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【スズキ】スカイウェイブ650LX
バイクの評価・特徴

【スズキ】スカイウェイブ650LXの評価や特徴、タイプ・排気量・燃費・エンジンなどを詳しくご紹介!

【スズキ】スカイウェイブ650LX

紹介動画
< 主要スペック >
メーカー 車名 タイプ 排気量
スズキ スカイウェイブ650LX ビッグスクーター 638cc
燃費 タンク容量 車両重量 エンジン種類
32.0km/L 15L 277kg 水冷・4サイクル・2気筒 / DOHC・4バルブ

 スカイウェイブシリーズの、そして当時のビッグスクーターの中でも最大排気量モデルとして2002年に登場したSKYWAVE650のハイグレードモデルがこのスカイウェイブ650LXです。

最大排気量638㏄の水冷2気筒エンジンは、かつて世界最速の称号を得たSUZUKIの名車GSXハヤブサ1300Rのエンジンを下敷きとして開発されたもので、そこに電子制御式CVTを積み込むことで、快適でイージーな走行を可能にしています。

この電子制御式CVTでは「ドライブモード」「パワーモード」の2つのオートマチックモードと6段変速のマニュアルモードが選択可能で、好みに応じてライディングを楽しむことができる仕様になっています。

また冬場に凍える手元を温めるためのグリップヒーター、シートヒーターに前後調節可能なシートバック、さらには電動式で高さを任意で変更できるスクリーンを標準装備しており、

スカイウェイブシリーズ十八番の大容量ラゲッジスペース(50L)も備えて、いつでもどこでも、そしてどこまででもツーリングに行ける1台に仕上がっています。最高の走りを、快適な環境で楽しみたいライダーには垂涎ですね。

グランドツアラーとしてのフラッグシップモデル

 SKYWAVE650からLXにアップグレードするに際して、ルックスにも細かくはありますが、大きく変わるマイナーチェンジが施されています。

例えばメーターパネル。全てがデジタル表示だった前作に比べ、LXではアナログ式の速度計とタコメーターの間に気温などの環境情報をデジタル液晶で表示することでより上品なイメージを演出するのに成功しています。

他にもシートの広さはそのままにバックレストの形状を大幅に見直すことで、一気にシャープな外観になっています。さすがハイエンドモデルだけあって、全体にラグジュアリーな空気をまとっているのです。

その意味で、ビッグスクーターというよりもグランドツアラーに近い出で立ちです。

そこに加えて電子制御式CVTや638㏄という大排気量、ビッグスクーターの特長である低重心のもたらすハンドリングの良さ、低シート高による足つき性の良さなど、乗り心地の良さをこれでもかと追及してあります。

ドライブモードに設定して、ゆったりとしたロングツーリングに走りだすのもよし。パワーモードに設定して峠道を攻めるのも問題はありませんし、オートマチックに物足りなさを感じるのであればマニュアルモードに設定して自分だけの走りを追求することもできます。

650㏄の中ではおそらく唯一無二の懐の深さを持っているのがこのスカイウェイブ650LXといえるのではないでしょうか。

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