【スズキ】DR-Z50
バイクの評価・特徴
【スズキ】DR-Z50の評価や特徴、タイプ・排気量・燃費・エンジンなどを詳しくご紹介!
【スズキ】DR-Z50
紹介動画 | |||
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< 主要スペック > | |||
メーカー | 車名 | タイプ | 排気量 |
スズキ | DR-Z50 | オフロード/コンペティション | 49cc |
燃費 | タンク容量 | 車両重量 | エンジン種類 |
- | 3.0L | 54kg | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
DR-Z50
DR-Z50は2008年に製造・販売を開始したSUZUKIの入門用モトクロッサーです。子供仕様なので40kg以下のライダーがカタログでは限界だそうですが、自己責任でサスなどを改造すれば大人でも乗って遊べる上質なレジャーバイクに変貌します。
とはいえもちろんサイズはものすごく小さいので、バランスをとるのは至難の業、くれぐれも怪我には注意しましょう。
スペックとしてはコンペティションバイクには珍しい4ストロークエンジンを採用しています。どうして一般的には4ストロークが採用されないのかと言うと、このタイプのエンジンは1回転あたりに混合気が爆発して推進力を生み出すために4つの工程が必要なため、2つの工程で済む2ストロークよりも総合的な推進力が劣っているからです。
例えば6000rpmでエンジンが回転している時に、推進力が生まれる回数は4ストロークの場合は3000回ですが、2ストロークだと6000回になるのです。その分細やかな加速が可能なので低中回転域ではトルクを発揮しやすいため、ストップ&スタートが多い街乗り目的のスクーターなどには多く搭載されています。
また推進力をより効率よく生み出すために必要な要素が2ストロークよりも4ストロークの方が少ないため、広い速度域でパワーをばらつきなく発揮できるという特性もあります。しかしどうしても競技用となると「パワー不足」は深刻な問題です。そのためあまり競技用には採用されないのです。
SUZUKIはこの問題をキャブレターの口径を大型化することで解決しました。キャブレターとは空気と圧縮したガソリンを混ぜ合わせ、エンジンの燃焼室と言われる場所へその混合気を送り込む重要なパーツです。
このキャブレターの口径が大きくなると、吸気される空気の量も大きくなるため、より大きな推進力を得られるわけです。DR-Z50に搭載されているMIKUNI VM-13というキャブレターの口径は13㎜。HONDAの同クラスの入門モトクロッサー「CRF50F」のキャブレターPA42Hの口径は11㎜ですからDR-Z50の方が2㎜大きいのです。これによって高回転域でも推進力を発揮してくれるエンジンとしたのです。
子供への配慮に溢れた1台
本機の魅力はそのエンジンだけではありません。子供用の入門機らしく、そこかしこに子供への配慮が見られます。例えば操作の簡単な自動遠心式クラッチを採用している点や、ニュートラルの場所がわかりやすいボトムニュートラル式である点、ほかにもエギゾーストパイプにカバーをつけて万一接触した場合にも火傷をしにくいようになっています。
またブレーキレバーには握り幅調整機構を採用し、子供の体の大きさに合わせられるようになっています。バイクが好きになる、モトクロスが好きになる、そのためのきっかけを作る1台に仕上がっています。
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