売るバイクの走行距離が少ない
バイクの査定価格は走行距離に大きく左右されます。売ることを決めてからは、走行距離を無駄に増やさないようにしましょう。走行距離について詳しく解説しました。
売るバイクの走行距離が少ない
バイクを買った経験のある人なら当たり前の話かもしれませんが、バイクは走行距離が短ければ短いほど価格が高くなるようになっています。この理由は「走った距離が短いほどパーツに劣化が少なく、長く乗れる」と多くの人が考えるからですね。
とは言っても、この問題は非常に悩ましいです。あまり走っていない車体が高く売れるのはわかるけれど、だからといってあまり走らないうちに売りに出すのでは何のために買ったのかよくわからないからです。
まだそのバイクに乗りたいのなら、乗りたいだけ乗り回して走行距離の事は考えない方がいいでしょう。先の事を考えすぎて今乗っているバイクを楽しめなければ本末転倒だからです。
逆に「もうこのバイクは飽きたな」とか「欲しいバイクが出来たからこのバイクは売ろう」と決めているものを、日常的に使ってしまうとどんどん走行距離がかさんでしまうので、こちらはお勧めしません。
売ろうと決めているのならむやみに走行距離を増やさずに早めに売ってしまうのが得策です。
日本の走行距離への信頼は異常
「走行距離が短い=長く乗れる」。理屈で考えると非常に簡単ですが、日本国内ではこの図式への信頼は特徴的とすら言えます。つまり、走行距離の多い・少ないが価格に与える影響が異常なのです。
アメリカの映画などでは今でもボロボロのバイクや車が走ったり、黒い煙を上げるまで乗り回しているシーンがありますよね。あれを日本の映画で見た事はあるでしょうか?一昔前であればあったかもしれませんが、最近では見かけないはずです。
そもそもボロボロのバイクや車、あるいは走っている途中に煙を上げるような車体は、日本の車検には通りません。車検に通らなければ公道を走れませんから、結果として映画にも登場しないというわけです。
対してアメリカではほとんど車検がないも同然ですから、そういう車体も公然と道路を走っているのです。
車検がないアメリカの人たちがどのようにバイクの整備状況を把握しているかというと、自分自身の目で見て、手で触って、把握しています。不具合があれば自分で直してしまいます。
これはバイクだけの話ではありませんが、アメリカのマイカーの年間の平均走行距離は2万〜3万kmだと言われています。5年も乗れば10万kmを簡単に超えてしまいます。
バイクの走行距離がここまでとは言わないまでも、自家用車の年間平均走行距離が1万kmを下回る日本との差は、かなり大きいと考えて間違いないでしょう。
そんなアメリカ人からしてみれば、中古車・中古バイクで大事なのは「走行距離の数字」ではなく、実際の車体にどれだけ問題がある・ないかです。何が言いたいのかというと、実際のところ走行距離による価格の違いほど、車体の状態に差はないということです。
とは言っても現状の日本では、売却時に走行距離が短い方が有利であるのは事実です。「走行距離はとにかく少ない方がいい」という日本人の趣向をきちんと理解して、売ると決めたバイクでの無駄な長距離走行は控えるのがいいでしょう。
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