バイクの査定価格を上げるコツ
バイクの査定は、査定員が行うアナログなものです。査定価格を少しでも上げるための、いくつかのテクニックをここで学び、賢くバイクを売りましょう。
バイクの査定価格を上げるコツ
バイクの査定は、査定を行う業者によって、金額が異なります。なぜ査定額に差が生まれるかを端的に言いますと、査定は人間が行うものだからです。
では、なぜ人間が査定を行うと、査定額に差が生まれるのでしょうか。
ずばり言いますと、査定というのはアナログな世界だからです。査定の現場においては、査定用の専用端末のようなデジタル機器を導入している業者もあります。
査定スタッフが車両の情報や目視した結果などを査定端末に次々に入力していくと、査定端末がトータルの車両状態を即座に判定し、
さらに最新の中古バイクオークション相場に基づく価格予測値を算出し、いくらで買い取ったら業者にとって利益が出るのかといった計算もして弾き出した査定額が、端末に表示されるようになっています。
このように書くと、「どこがアナログなのか。デジタルじゃないか」と訝しがる方もおられると思います。確かに、査定スタッフが査定端末に入力した後の処理はデジタルです。
しかし、査定端末に入力するまでの工程は、極めてアナログな作業です。車両状態の把握といっても、傷の大きさ、へこみの大きさ、塗装など、バイクの状態は千差万別です。
また、ひとくちに傷の大きさといっても、すべての傷が真円や正方形であれば、あらかじめ大きさを定義しておけば迷うことなく入力ができますが、実際の傷やへこみの付き方や形状は、それこそ百花繚乱です。
また、傷やへこみに限らず、サスペンションのきしみ具合や可動部分の動き具合などは、ひとつとして同じ状態のものはありません。そのため、実車の状態を入力する場合においては、どうしても査定員の主観がある程度混じったものとなるのは避けられません。
このようなことから、同じバイクを同じ会社の別の査定員が査定した場合でも、査定価格が完全に一致することはまずありません。ましてや、別の会社の査定であれば、車両のチェック方法も微妙に異なりますし、車両状態に対する査定箇所ごとの評価のウェイト(重きを置くポイント)も異なります。
さらに言えば、買い取った後の処分ノウハウも業者ごとに異なるわけですから、出てくる査定価格もそれぞれ異なってきます。
では、どのようにすれば査定価格を上げることができるのでしょうか?
「あらかじめ売るときのことを考えて人気車を買っておくべき」といったテクニックは横に置いておいて、どんなバイクでもできる最小限のテクニックとしては、査定してもらうバイクをきちんと洗っておくことです。
査定する際に、ドロドロに汚れた状態では心証がよくありませんし、日頃のメンテナンスがいい加減だったと邪推されかねません。
また、査定価格アップのために厳守すべきテクニックとしては、査定を1社だけに依頼せずに、複数の業者に依頼し、それぞれの業者の見積もりが出揃ってから、本格的に価格交渉を行うということが挙げられます。
1社だけではその査定額が客観的にみて適正だとは限りませんし、ライバル不在では、値上げを要求する際の根拠が乏しくなってしまいます。
一方で、査定額を業者間で競わせると、「買い取りたければ、多少値段が高くなるのは仕方がない」といった心理に査定スタッフを持っていくことができます。査定価格をアップしたければ、ぜひとも、複数の業者に査定を依頼するようにしましょう。
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