売るバイクの事故歴がない
バイクの買取金額が高くなる理由の一つとして、「事故歴がない」ということが挙げられます。このページでは、なぜ事故歴と買取金額に関係があるのかを解説します。
売るバイクの事故歴がない
バイクを買取業者に売るに当たり、買取査定金額の高いバイクの特徴として「事故歴がない」 というものが挙げられます。実際に事故を起こしたか否かで査定額に数倍の差が発生することもあります。 なぜ、事故歴の有無でここまでの金額の差が生じるのでしょうか。
- 買取査定の基準になるもの
バイクの買取査定の基準として、「バイクが市場でどれほどの価値があるか」と「買い取るバイクがどのような状態にあるか」の二つの基準があります。
買取業者のほとんどは独自の販売経路を持たず、買い取ったバイクを業者間のオークションにかけて転売し、その差額から諸経費を差し引いて利益を出します。 つまり、オークションでの市場価格が買取査定の上限となります。
- オークションには二種類ある
この業者間のオークションには「定例オークション」と「蚤の市オークション」の二種類があり、定例オークションは事故歴がなく故障していない、状態の良いバイクが取引され、蚤の市オークションは事故歴があるバイクや故障、不動車などが取引されています。
蚤の市オークションにかけられるバイクは、定例オークションにかけられるバイクより低い価格で取引されているので、事故歴のあるバイクは買取査定金額も低くなります。
- バイク個別の評価
バイクの買取査定をする際には、車体番号とバイクの各所の状態をみて金額が決定されます。 中古車の場合はほとんどが6段階で評価され、総合評価で金額が決まりますが、その算出は平均値で出されるのではなく、その「最低値」が基準の大半を占めます。
特に重視される箇所は「エンジン」と「フレーム」の2箇所になり、この2箇所の評価が低ければ総合評価も低くなり、蚤の市オークションにかけられることになります。
事故歴のあるバイクは特にフレームが歪んでいたり傷が付いているためにほかの箇所に目立つ損傷がなくてもフレームの評価が低く、総合評価を下げるので市場価格が下がり、買取査定も低くなるのです。
- まとめ
事故歴のないバイクが高く売れるのは、事故によって評価の大半を占めるフレームなどが損傷して査定が下がることが無いためです。
ただし、長い期間バイクに乗っていなくてエンジンがかからなくて不動車となったり全体的に損傷していても評価が下がるので、事故をしていなくても査定が低いことも十分にありえます。
それでも、事故歴がなくて状態の良いバイクには相応の査定額を提示されるはずなので、バイクを手放す際には業者に依頼して正当な評価を下してもらいましょう。
バイクを高く売るためにやること
バイクを高く売るためには、複数の買取業者に査定してもらい価格競争させることが大切です!まずはA社、B社、C社にインターネットで査定してもらいますがあくまでも参考価格しかでませんので、実際に来てもらって実際の買取価格を出してもらいましょう!(完全無料)
以下の買取業者に私が実際に自分のバイクを売った時の記録 ⇒ 筆者が自分のバイクを買取業者に高く売るまでの体験記
※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう!
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