放っておくと買取価格はどんどん下がる

　バイクをそろそろ売りどきかなと思った時にも、なかなか売れない人がいます。これは仕方のないことです。

バイクは小型の乗り物であることから乗り手と一体感が強く、車でドライブをするのとバイクでツーリングをするのとでは大きな違いがあります。

より愛情を抱きやすいものであり、一緒にツーリングをした思いでも強く残るため、「売るには忍びない」という気持ちになってしまうことが多いのです。

その結果、売るに売れず長期間にわたって倉庫で眠ってしまい、踏ん切りがついて売ろうと思った時には様々なマシントラブルが起きて売れない状態になっていることも多いです。

さらに、バイクというものはプレミアムモデルを除き、販売されてから時間が経過すればするほど価値が下がっていくものです。

人気の車種でなければ安く買われてしまうのもある程度は仕方のないことで、なかなか売れずに時間が経過し、モデルチェンジも行われると価格は一気に下がります。

自分にとっては愛着あるよいバイクであっても、バイク業界では「古いバイク」と見なされてしまい、買取価格はどんどん下がります。

思い切って売ろう

　自分のバイクを一生の友として、動かなくなろうとも観賞用に保管しておくほどの愛好家であれば、ずっと売らないと言うのもよいと思いますし、そのような物の保有の仕方は一般的には生じにくいほどの大きな愛着を抱いていると言う意味から高尚とも言えるものです。

しかし、そうではなく「なんとなく売る気がしない」という程度であれば、ころ合いを見計らって売ってしまい、できるだけ損をしないようにした方が良いでしょう。

迷っていた時期には10万円以上の価値があったバイクも、なかなか売る気になれずに時間を過ごし、いざ売ろうと思った時には数千円の査定になってしまうということもあるのです。

もしマシンの劣化が激しかった場合には買取を拒否されたり、処分代としていくらかのお金を支払って引き取ってもらうことになるかも知れません。

観賞用として生涯にわたって保管しておくような人と言うのは、保管しようと決めた当初から寸毫の疑いもなく一生大事にする覚悟があるものです。

したがって、売ろうか売るまいかと迷っている時点で、保管し続けられない可能性が大きいと言えます。そのような場合には、思い切って売ってしまった方が最終的に得をすることになります。

⇒ バイクを高く売る方法１ページで解説！

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！