査定員が約束の時間通りにこない

　買取の査定を依頼したときには、いつ訪問するかを事前に決め、その時間に合わせて査定を行うことになります。

しかし、悪徳業者の場合にはこの時間をまもらず、何十分も、酷い時には1時間以上も売主を待たせると言うことがあります。優良業者ではこのようなことはまずあり得ないことであり、出張査定サービスを行っている以上は時間を守ることは常識なのです。

これは、デリバリーサービスなどを行っている他の業種も含め、顧客と業者の関係においては時間が守られると言うことはごく当たり前のことなのです。常識がなっていない悪徳業者には、その他の常識的なサービスや、常識的な買取価格を希望することも難しいと言えます。

また、悪徳業者に共通する姿勢は、バイク買取は「業者が売主に対していらないバイクを買い取ってやっている」と言うものです。しかし、優良業者の場合には「自社で販売するためのバイクを買い取らせていただいている」という姿勢があるものです。

この価値観の違いから、「バイクを買い取ってやっているのだから、少しくらい売主を待たせても問題ないだろう」というような気持が見え隠れします。

したがって、そのような業者では適正な価格で買い取ってもらえる可能性が低いため、わざわざ買い取ってもらう価値は一切ありません。

もし業者が時間に遅れたら

　業者が時間に遅れた場合、事故に遭ったなどの特別な事情がない限りは、その時点でおかしな業者と見なしてしまって構いません。ビジネスにおいて時間厳守は基本です。

まともな業者ではないことは明らかであり、常識のない業者は上記のように常識的なサービスや買取価格も期待できません。悪徳業者であれば居座り行為や詐欺行為などの危険性もないわけではないので、関わらないのが基本です。

したがって、相手が遅刻した場合には「遅刻されては全く信頼するに足らないから、もう来なくていいよ」とはっきり伝えるのもよいでしょうし、もし言いにくければ「次の予定が押しているから、今日は査定を遠慮する」と言えばよいでしょう。

相手の業者も遅刻している手前、強気な姿勢は取れないはずです。特に、日本人というのは本来時間に厳しい民族です。たとえ1分の遅刻でも、実質的な遅れた時間よりも、遅れたと言う行為そのものを責めるものです。

したがって、たとえ1分の遅れでも、それによって信頼できないからもう交渉はしないという姿勢で臨んだならば、業者は退くしかないでしょう。

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バイクを高く売るためにやること

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