バイク買取業者の査定員が確認するところ
バイク買取業者の査定員は、査定時にさまざまなチェックを行います。確認するポイントや、査定方法について解説します。あらかじめしっかりと確認しましょう。
買取業者の査定員が確認するところ
バイクを買い取りする業者にとって、査定とは、生命線ともなる重要な行程です。
この査定に失敗すると、バイク買取によって利益を上げなければならない買取業者の行為が、ビジネスではなくボランティアのようになってしまうからです。
査定を実施する際に、業者が確認するべきポイントは、それこそ山のようにあります。まずは、車両状態の把握。
たとえばエンジンやミッションの調子、サスペンションやステアリング装置のスムーズな動作、ブレーキの利き具合、各部の錆の状態、走行距離計の数値や改ざんがないかの確認、さらには、他の箇所の状態と比較してみて、著しく走行距離計の数値が少なくないかといった類推。
そして、売却希望者の素性。身分を偽っていないか、バイクは盗難車の恐れはないか、連絡は容易につくか、書類に問題はないかなどの点を、短時間で見極めなければなりません。
実車のチェックが済んだら、最新の中古バイク流通卸売相場を参考にしながら、そこに相場下落のリスク幅を差し引き、さらに幾らかの経費や利潤を差し引き、最終的にユーザーに対して査定価格を提示することになります。
査定の際には、前述したような項目を重点的にチェックするのが普通ですが、査定とひとくちに言っても、実施する内容には、買取業者によっても、また査定スタッフによっても、かなりの幅があるようです。
これはバイクの例ではありませんが、四輪自動車の買取業者を利用されたことのある人なら経験をお持ちの方もおられるかもしれませんが、買取業者に査定をしてもらった際に、ボンネットすら開けずに査定を終了する査定スタッフに出くわすことが時々あります。
ボンネットを開けずに、車両状態の正確な把握などできるはずもないのですが、そういった、査定を簡単に済ませる業者は、査定が甘いから高値をつけてくれるというものではありませんし、逆に査定が厳しいから安く値切られてしまうというものでもありません。
むしろ、査定を適当に済ませるような業者は、車両状態が悪かったときでも損をしないだけの低めの価格提示を行っているとも考えられるわけです。
その逆に、査定にじっくりと時間をかけて一生懸命になって細部まで状態を把握しようとする業者は、一見すると手強わそうに見えますし、マイナスポイントをあら探ししているのかとすら思えてしまうかもしれませんが、実はそうとは限らず、車両状態を適切に把握したうえで最大限に出せる高値をつけようと努力しているとも考えられるわけです。
むしろ、無名の零細業者ほど、集客力がない分、ようやく巡り合えた査定依頼客を逃したくない、すなわち高値をつけないと客を逃がしてしまうことになるわけで、熱心に査定をする傾向があるように感じます。
このほか、車両状態と直接関係するものではありませんが、査定を受ける前には、洗車をしておいたほうが絶対にいいと断言します。
これは、汚れたままで査定をさせるという行為が、日頃のメンテナンスの手抜きを査定スタッフに想起させてしまう恐れがあるからです。注意したいポイントです。
バイクを高く売るためにやること
バイクを高く売るためには、複数の買取業者に査定してもらい価格競争させることが大切です!まずはA社、B社、C社にインターネットで査定してもらいますがあくまでも参考価格しかでませんので、実際に来てもらって実際の買取価格を出してもらいましょう!(完全無料)
以下の買取業者に私が実際に自分のバイクを売った時の記録 ⇒ 筆者が自分のバイクを買取業者に高く売るまでの体験記
※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう!