年齢によって金額が異なるのはなぜ？

　バイク保険には年齢によって保険料の異なる、年齢条件というものが存在します。原動機付自転車（原付）を含むバイクの免許は、16歳から取得することができます。

高校生、21歳以上の人、30歳以上の人といった具合で任意保険は、運転する人の年齢に応じた年齢条件を設定できます。これは自賠責保険にはないバイク保険だけの仕組みとなっているのです。

この年齢条件には次の4つがあります。

16歳で免許取り立ての高校生がバイクを運転する場合には、任意保険は全年齢担保に設定する必要があります。年齢条件は最も若いライダーに合わせることになります。最も若い人が22歳なら21歳未満不担保に加入できますし、27歳なら26歳未満不担保という具合です。

なお、契約のバイクが原付の場合この年齢条件はかなり大雑把に分かれており、全年齢補償、21歳未満不担保の2つのみとなりますので成年者の場合にはほとんど年齢による条件は変わらなくなります。

バイクの場合はお店で配達用に使って複数の人が利用するというようなものでない限りかなりパーソナルユースになっていますので利用するライダーの年齢にあわせて加入するのが基本となります。

この年齢条件で変わることといえばなんといっても保険料です。例えば16歳のライダーで全年齢担保の保険の場合年間保険料10万円であれば、21歳のライダーの場合21歳未満不担保にすれば5万円から6万円が年間保険料といったようにその金額が変わることになるのです。

もちろん保険の内容によってそれぞれ異なりますからこれほど差がつかないケースもありますが、一般的な対人と対物で加入した場合にはこのぐらいの差が発生することになるのです。

ただし年齢別の加入条件は利用者に合わせて正確に加入しませんと、事故が起きたときに結果として補償されなくなりますので、十分な注意が必要となります。

バイクを高く売るためにやること

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