排気量により保険料率が異なります

　バイク保険に加入する際は事前に加入するバイクの総排気量を指定する必要があります。これは、総排気量がバイクの保険料算出の基準のひとつとなっているからです。

保険会社によって総排気量に関する保険料率は異なりますが、概ね125cc以下、125cc超250cc以下、250cc超の3つの区分になっているのが一般的です。

これは運転免許証の区分とは異なりますので注意が必要です。また、125cc超250cc以下と250cc超を区別していない会社も多くなっています。

こうした排気量による保険料率の違いが設定されている大きな理由は、過去の事故率から算定されているのです。大型バイクでスピードも出るものであれば、当然重大事故につながる可能性が高く、現実に事故率が高いのが実情です。

したがってその結果をもとにして保険料率が計算されているのです。125CC以下とそれ以上を分ける保険会社があるのもこうした事故率に対する視点からで、一定のサイズ以上のバイクになれば排気量と関係なくリスクが発生すると判断している会社は切り分けが異なることになります。

実はクルマでも車種や排気量によって保険料率は細かく分かれており、それぞれに保険料は異なるようになっているのです。したがって自動車より事故が起きやすいバイクではこうした設定があってもある意味では仕方ない状況ということができます。

四輪の自動車保険と比べますと細部で少しずつ設定が異なるのがバイク保険ということになります。

年齢による制限も自動車よりもより細分化されていますし、自動車保険については詳しい方でもバイクとなると多少勝手が違うことを感じる方が多いことと思います。

しかし、四輪の自動車に比べますと明らかに事故に関してのリスクが高いのがバイクとなりますから、利用方法にあわせて適切な保険を選択していくことが重要になります。

実際の加入率で見ますとバイクの場合は四輪車の任意保険の半分以下しか加入が実現していませんので、事故になった時には金銭的なリスクが非常に高くなります。

やはりこうした乗り物を運転する以上、十分な補償を確保しておくことがとても重要になるといえます。

自動車に比べますとオートバイの販売店はこうした保険の積極的な加入を徹底していない部分もあり、どうしても加入率は低下傾向にあります。

家族やお子さんがバイクに乗る場合には、しっかり保険のことについても気にかけてあげるとともに、適切なアドバイスをしてあげることが大切になっているのです。

バイクを高く売るためにやること

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