ローンが残っているバイクは廃車できるのか?
ローンが残っているバイクを廃車にしたい場合の3つの方法をこのページでご紹介します。一括で払う場合、組み替える場合のメリット・デメリットをまとめました。
ローンが残っているバイクは廃車できるのか?
ローンが残っているバイクは、法律上あなたのものではなく、ローン会社のものです。他人のものを勝手に捨てれば怒られるのと同じで、ローンの残っているバイクを自分の判断だけで廃車にすれば犯罪になってしまいます。
したがって、この場合は基本的には廃車にはできません。どうしても廃車にしたいのであれば、そのバイクを完全に自分のためにしてしまうしかありません。
1つ目の方法は、残っているローンの全額を一括で支払ってしまうというもの。一見乱暴なように見えますが、一番シンプルでわかりやすい方法です。
これをするメリットのある状況とは、例えばローンが残り50万円残っている状態で、大きな事故をしてしまった。修理しようにも50万円以上かかってしまう。であればそのまま廃車にした方がまだマシだ、というケースです。
自動車ローンは大半が長期で組んでいるため、返済が長引くほど金利分が上乗せされて負担額は増えていきます。まとまったお金があるのなら、先延ばしにしないでさっさと処理してしまいましょう。
2つ目は、残りのローンを別のローン会社に組み替えてしまう方法です。こうすれば元のローン会社からは「完済証明書」が発行されますから、バイク自身はあなたのものになります。
とはいえ、ローンの組み替えにはローン会社の方も慎重です。なぜ元のローン会社で返済できなかったのか、債務者に何か問題があるのではないか、と疑うのです。
いくら債務者についての情報を集めても、「最後はどうなるかわからない」というリスクは常に付きまといますので、ローンの組み替えには限度額を設けたり、審査を厳しくする金融会社が多いです。
また返済期間が組み替えによって伸びてしまったり、金利が上がったりすれば、当然最終的に支払う金額は増えてしまいます。そのようなリスクと手持ちの資金との兼ね合いをしっかりと考えて判断するようにしましょう。
2つとも無理な場合の最後の手段は
3つ目は特例中の特例だと思ってください。それはローン会社に相談して廃車の承諾を貰い、ローンの返済だけを継続して廃車手続きは済ませてしまうという方法です。
この方法が特例なのは、ローン会社はあなたのバイクを担保にしてあなたに融資をしているわけで、その当のバイクがなくなってしまうということは、すなわち担保なしで融資をしている状態への切り替えを意味します。
ローン会社にとってあなたとの契約の抱えるリスクが格段に上昇するのがわかるでしょうか。このような理由から、この3つ目の方法は実現するのが難しいので特例なのです。
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