バイクの買取価格が上がる要因
バイクを買取業者に買い取ってもらう際、査定金額が決定する理由の一つに商品流通が関係してきます。市場原理の変化など、具体的に知りたい方のためのページです。
バイクの買取価格と需要と供給の関係
バイクを業者に買い取ってもらう場合には、できれば高く買ってもらいたいですよね。とは言うものの、買取価格は、どういう場合に上がるのかというと、そこにはいろいろな事情が存在します。
もちろん、「車両状態が良好である」「人気車である」といった項目も重要な要素ですが、ここでは、商品流通が価格に与える影響について考察してみます。
まず、バイク買取に限らず、商品やサービスの値段は、需要と供給のバランスによって決まります。
もちろん、売り手側や買い手側が一方的に宣言して値決めする「定価」というものも存在しますが、まったく売れなかったり、予想したほど売れないといった現象が発生し、やがて値下げして販売したりします。
また、買い手側が安値で商品を探しているような場合でも、その値段では希望の商品がなかなか見つからず、予算を上げていかざるをえなくなったりもします。つまり、商品やサービスというものは市場原理で変化していくものです。
バイクの場合、この市場原理という要因が、特に複雑に絡まる商品であるといえます。
大量生産・大量販売品であっても、過剰な設備投資によるつくり過ぎによって供給過剰を招き、野菜の大豊作のあとに大暴落するのと似た現象が、よく半導体などでみられます。
バイクでは、半導体ほど大量生産というわけではなく、むしろ国内での新車バイクの販売台数の長期低迷により、出回りが少ないことや、さらに、極めて趣味性の強い商品であるという特性が、流通市場における相場形成を複雑なものにしています。
出回りが多い商品では、最近取引された同種の商品の実取引価格が将来の取引価格に影響するものですが、出回りが少ない商品で、なおかつ中古品の場合は、同種の商品そのものの取引量が極端に少ないうえに、さらに中古品ですから状態も千差万別です。
極端な話、1か月前にたった10万円しかつかなかったバイクが、買う気満々のバイヤーがタイミングよく複数名出現したことにより、50万円の高値をつけるというようなことが実際に起こるのです。
さらに、海外の有力バイヤーが国内の中古オークションに参加するケースが増加していることも、価格の突然の暴騰や乱高下に拍車を掛ける要因となっています。
ですから、バイクの場合ですと、オーナーがバイクを売ろうと思ったタイミングに、ちょうど合致するタイミングで強力なバイヤーが現れれば一番面白いのですが、なかなかそうそうタイミングが合致することもありません。
むしろ、少々手間が掛かるものの、バイクを売ろうと真剣に思うタイミングよりももっと早めに、「高値が付くのならば売ってもいいかな」と思ったタイミングで、簡単には売らないことを心に秘めた上で、査定を月に1回定期的に受けてみると、「前回よりも今回は5万円もアップしているぞ!」といった現象に遭遇する可能性もあります。試してみる価値はあると言えるでしょう!( 複数の買取業者に査定してもらおう)
バイクを高く売るためにやること
バイクを高く売るためには、複数の買取業者に査定してもらい価格競争させることが大切です!まずはA社、B社、C社にインターネットで査定してもらいますがあくまでも参考価格しかでませんので、実際に来てもらって実際の買取価格を出してもらいましょう!(完全無料)
以下の買取業者に私が実際に自分のバイクを売った時の記録 ⇒ 筆者が自分のバイクを買取業者に高く売るまでの体験記
※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう!