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バイク売却前の洗車・クリーニングは必要?

バイクの洗車画像

バイクを売却する前には洗車・クリーニングを行うことをおすすめします。その理由と洗車・クリーニング方法、査定員への報告について知りたい方のページです。

売却前のバイクの洗車・クリーニングは必要?

買取業者の中には、査定の際にはがつくといけないからという理由で洗車はせずに持ってくるように言っているものもあります。

しかし、これは多少の真実を含んでいるものの、大部分は安く買い取るための口実にすぎません。鶏のフンがついていたり、泥が跳ねて車体が汚れたままになっているバイクと、それらのよごれを落としたバイクでは全然印象が違います。

査定額にも数万円単位での影響が出ることがあるため、洗車とクリーニングは行うべきです。業者の言う通り、砂やほこりで傷がつくことがあるため、正しい方法で洗うことが大切です。以下の方法を実践してください。

バイクの洗車・クリーニングの方法

洗車手順1

バイクは外を走るものですから、水に濡れても壊れないように作られていますが、金属でできているためサビの原因にはなってしまいます。

洗車する前には、鍵穴やマフラーの排気口など、「穴」のあいたところはマスキングテープで目張りしておきましょう。

バッテリーがむき出しになっている旧車などは、養生テープやビニール袋などで防水対策しておくと安心です。

洗車手順2

まず、ほこりや泥を落とします。このときに傷がつかないためには、最初に水で流して大きなホコリや砂を落とし、次いで水を掛けながら軟らかいスポンジでなでることで、細かい汚れを除きます。泥やオイルが付きやすい足回りは特に丁寧に洗いましょう

バイクの洗車は「上から下へ」が基本です。下から先に洗ってしまうと、後で上を洗った時に汚れた水が落ちてきてしまいます。

また、「傷つきやすいところや、傷をつけたくないところから先に洗う」のもポイントです。洗車しているうちにスポンジに砂や鉄粉などが付着してしまうため、スクリーンなどのパーツはまだスポンジがきれいな状態の時に洗うようにします。

よりきれいに洗車するためには、バイク専用のシャンプーを使うのがおすすめです。家庭にある中性洗剤を薄めたものでもOKですが、慣れていない方は濃く作りすぎてバイクの油分まで飛ばしてしまうことがあります。

洗車手順3

錆などの汚れもできるだけ落とした方がいいでしょう。粒子の細かいコンパウンドで丁寧に磨くと、塗装の表面の古い部分を軽く落とすことができ、バイクが生き返ったように見違えます。ただし、力強くやりすぎると塗装そのものが剥がれてしまうため、適度に磨いてください。

洗車手順4

金属の部分は目の細かいスチールウールやピカールを使って軽く磨きます。金属がピカピカと光ると印象が非常によくなります。

金属に傷をつけないためには、マイクロファイバーでできたタオルを使うのもおすすめです。

洗車手順5

多少の知識があるならば、部品ごとに磨きます。チェーンクリーナー、メタルクリーナー、ホイールクリーナーなど洗剤も使い分けましょう。

しかし無理に行う必要はありません。普段からバイクを磨くのが好きで、道具がそろっていて上手にできると言う人がプラスとして行うとよいものです。

ネイキッドバイクなど、エンジンが露出しているタイプのものは、歯ブラシなどの小さなブラシを使ってフィンの間をきれいにします。

チェーンも、チェーンクリーナーとブラシでしっかり洗浄しましょう。タイヤを少しずつ動かしながら、全体をきれいにするのがポイントです。

洗車手順6

水を使った洗車の後は、マイクロファイバータオルやセーム革などでしっかりと水分を拭き取ります。手早くやらないと水の跡が残りやすいため、注意しましょう。

こうしてバイクの汚れがスッキリ落ちたら、できる方はワックスがけもするとなお良いです。人気の「プレクサス」も、ホイールをピカピカに仕上げるのに役立ちます。

水を使わないバイクの洗車・クリーニングの方法

「査定前にバイクを洗車したいけれど、マンションだから水を使うのが難しい」という方もいると思います。そのような場合は、水を使わずに洗車することも可能です。

やり方はとても簡単で、基本は「拭く」だけ。「フクピカ」などの専用のウェットティッシュや、「プレクサス」などを染みこませた雑巾でしっかりと拭き上げます。

注意したいのは、砂やホコリが付着した状態で強くこすらないことです。キズがついてしまいますので、やさしく拭き取りましょう。

また、拭くだけではとれない汚れや泥に関しては、洗車場に行くなどして水を使うことも考えてみてください。とにかく、ムリにこするのはキズの原因です。

バイクの売却でお金のかかるクリーニングや修理などは不要!

バイクを査定に出す前には、上記のような洗車をしてできるだけきれいな状態にしておきたいところですが、それ以上のことをやる必要はありません。

たとえば、コンパウンドでは消えないキズや凹みがある場合、わざわざお金をかけてまで修理に出す必要はないのです。

修理代の元が取れるほど査定額がアップするなら、やる価値はありますが、基本的にそのようなことはありません。バイクの買取業者は、自社の整備工場で安く修理できることが多いからです。

同じく車検が切れているバイクも、新たなとり直しは不要です。そのまま査定に出しましょう。

バイクを高く売るためのその他のコツ

洗車のほかに、バイクの査定額をアップするためのポイントをご紹介します。

保管状況がいい場合はしっかり伝える

バイクの保管状態が良かったならば、それも伝えておきましょう。例えば屋根つきの場所に保管しているならば、雨ざらしになっていないと言うことです。

バイクは色々な部品がむき出しになっているだけに、雨ざらしになっているのと屋根付きの場所に保管されているのとでは全然状態が違うからです。幌を使っていたならば、かなり良い状態に保たれているはずです。それを査定員に伝えれば、確実にプラスに働きます。

したがって、売ることを前提としていなくとも、普段から屋根つきの場所に駐車し、できれば幌を使って保管しておくのが好ましいです。

純正(ノーマル)パーツを用意しておく

バイクをカスタムしている場合、ノーマルパーツがあればかならず用意して査定を受けることが大切です。

カスタムパーツにも高く売れるものはたくさんあるのですが、ノーマルパーツもそろっていたほうがほぼ確実に査定額は上がります。

また、マニュアルなどの付属品もあれば、ぜひ用意しておきましょう。

まとめ

査定に出す前にやっておきたい、バイクの洗車・クリーニングについてご紹介しました。

「洗車は不要」と言う買取店は多いですし、たしかに慣れない人がムリにやってキズをつけるのは問題ですが、そうでないなら洗車はしておいたほうが査定にはプラスにはたらきます。

査定士も人間ですから、泥やサビだらけの汚いバイクと、ピカピカにみがかれたバイクがあったら、基本の性能は同じでも後者のほうを高く査定することが多いはずです。

何より大切なのは、「きれいなバイク=大切に乗られてきたバイク」という印象を与えることです。それだけでも、査定額がアップする可能性があります。

お金をかけすぎる必要はありませんので、できる範囲でバイクを良い状態にしてから査定に出してみてください。

バイクを高く売るためにやること

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以下の買取業者に私が実際に自分のバイクを売った時の記録 ⇒ 筆者が自分のバイクを買取業者に高く売るまでの体験記

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