ツアラーのバイクの特徴
ツーリングに最適なツアラーバイクの特徴を解説します。長距離使用ならではの設計、デザイン、機能や、使い方について知りたい方のためのページです。
ツアラーのバイクの特徴
ツアラーバイクは基本的に長距離・遠出を前提にした造りになっています。そのためライディングポジションは比較的楽に作ってあり、カウルはフルカウルが標準的です。
フルカウルは整備性が悪く、修理をするとどうしても工賃が高くなる傾向があります。例えばETCを付けるときの工賃はカウルの有無で5000円も違ってくる場合もあるそうです。
また絶えずカウルに風を受けているので、その分の車体の疲労度も高く、整備の回数も自然と増えるという理屈です。とは言え、もしカウルがなければその分の風をすべて体に受けることになるので、長距離のツーリングをする場合には大きな差が出てきます。
加速度や最高速度はスポーツタイプと遜色がないものが多いのですが、問題は重量。長距離走行中の安定性を確保するために車両重量を重くしてあるので、女性や力の弱い人には取り回しが難しく、仇になる場合があります。
またそのような「長距離仕様」なので、短い距離を走るのが基本の人にも向いていません。重くて取り回し性が低いというのもありますが、ここでもネックになるのがフルカウルです。
先ほど整備回数も多ければ、工賃も高いと書きましたが、街中を走っていてもカウルの効果はそれほど大きく発揮されません。スピードが出ないので、あってもなくてもどちらにしろ受ける風は大したことがない、というわけです。
つまり、街乗りメインなのにツアラーを買っても、整備のためのお金ばかり飛んで行って、一向にその特性の恩恵にあずかれません。
ツアラーバイクはこう使おう
従って、ツアラーバイクはツーリングに使って「なんぼ」です。車種によっては収納スペースが設けられていたり、荷物を固定しやすいように設計されていたりと、長距離ライダーにはまさに至れり尽くせりのバイクなのです。
これを活かさない手はありません。またタンクの容量も大きめに作ってあるので、給油の回数も少なくて済みます。
ツアラーを買うのなら、ぜひ1泊2泊の予定を立てて、荷台や収納スペースにキャンプ道具や着替えなどを括り付けたら、フルカウルの庇護の下で快適なツーリングを楽しみましょう。
そういった暇が無かったり、趣味がなく、かっこいい!という直感だけでツアラーを買うと宝の持ち腐れになる可能性が大きいです。重くたって、取り回し性が低くたって、そして街乗りしかしなくたってツアラーが好きなんだ!という人以外は手を出さないのが吉です。
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