バイク買取価格が0円だと言われた
バイクを売るときに、買取業者から査定価格が0円と言われることがあります。オークションの相場や諸経費など、0円になってしまう理由について解説しました。
バイク買取価格が0円だと言われた
通勤通学手段の変更や趣味の変化、金銭的理由その他の事情でバイクを買取業者に買い取ってもらうことを決めたとします。
多少なりとも収入があれば代替移動手段の費用(自動車に乗り換えるならば内装やガソリン代の足しなど)に充てたり、ちょっとした臨時収入で趣味や食事でも楽しむことが出来るでしょう。
しかし、実際に査定をしてもらった結果、「0円での引き取り」だと言われるケースも多くあります。 物によれども決して安い買い物ではないはずのバイクが、なぜ0円だと言われるのでしょう。
- 査定の基準
そもそも買取業者がバイクの査定にあたって金額の基準としているものは、業者間のオークションの相場によります。 買取業者が買い取ったバイクのほとんどはこのオークションにかけられ、販売業者などの手に渡ります。
買取業者はその売上から諸費用を差し引いて利益としますので、相場以上の査定が付くことはありえません、そうなれば単純に損失になるからです。
傷がついていたり故障している箇所があれば相場も低く、それら専用の相場の低いオークションにかけられるので、状態が悪いほどに査定の上限価格は低くなります。
- 業者には諸経費がかかる
上記では売上から諸経費を引くとありますが、それは買取金額のことではありません。 まず、実際に物品を取り扱うため、運搬費がかかります。 業者によっては自ら修理を行うところもありますが、自社にしろ他社への依頼にしろ、修理費用がかかります。
さらに、上記の業者間オークションには参加費用がかかります。 その他に名義変更や廃車手続きにも費用が掛かり、それらも査定の際に買取金額のマイナスの原因となります。
- 市場価格-諸経費-利益=査定額
買取業者も一企業なので、業務においては利益を出す必要があります。 なので査定にあたっては、市場価格の相場から諸経費と利益を差し引いた金額が買取金額として業者から提示されます。
ただしこれが常にプラスになるわけではなく、個別のバイクの車体番号(年式)や車種、傷や故障の度合いなどによっては相場が低く、諸経費と利益を差し引くと0、場合によってはマイナスに転じる可能性もあります。
故障しているバイクでもパーツとしての価値や海外への輸出用としての価値があるものが多いですが、やはりバイク一式としての価値には大きく劣り、廃車費用等がかさめばほとんど査定額はありません。
- まとめ
つまり買取金額が0円、無料引取りになるのは買取にかかる諸経費と利益が相場とほぼ一致するためです。 ただ、0円だからといって廃車にするにはそれなりに費用がかかります。
買取業者ならばそれらを込みで無料で引き取ってもらえるので、故障車や不動車でも業者に依頼して引き取ってもらうようにしましょう。
バイクを高く売るためにやること
バイクを高く売るためには、複数の買取業者に査定してもらい価格競争させることが大切です!まずはA社、B社、C社にインターネットで査定してもらいますがあくまでも参考価格しかでませんので、実際に来てもらって実際の買取価格を出してもらいましょう!(完全無料)
以下の買取業者に私が実際に自分のバイクを売った時の記録 ⇒ 筆者が自分のバイクを買取業者に高く売るまでの体験記
※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう!