【カワサキ】KX65
バイクの評価・特徴
【カワサキ】KX65の評価や特徴、タイプ・排気量・燃費・エンジンなどを詳しくご紹介!
【カワサキ】KX65
紹介動画 | |||
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< 主要スペック > | |||
メーカー | 車名 | タイプ | 排気量 |
カワサキ | KX65 | オフロード/コンペティション | 64cc |
燃費 | タンク容量 | 車両重量 | エンジン種類 |
- | 3.8L | 60kg | 水冷2ストロークピストンリードバルブ単気筒 |
KX65
KX65はKAWASAKIが販売する同社最小クラスの本格モトクロッサーです。全長×全幅×全高=1590㎜×760㎜×955㎜という非常に小さな車格は、最大クラスのKX450Fと比べると2195㎜×820㎜×1275㎜と比べるとかなり小さいことがわかると思います。
最低地上高・シート高はKX450Fの340㎜・960㎜に対し、KX65は305㎜・760㎜。シート高の差はなんと20㎝です。排気量だけでもおよそ7分の1以下となるKX65ですが、この小さな体からはとても想像できないほどパワフルなのがこのマシンの面白いところなのです。
まずはエンジン。公道を走るマシンには今となってはほとんど見かけられない水冷の2ストロークエンジンを搭載。2ストロークエンジンは4ストロークエンジンよりも最大馬力やトルクが高く、構造としても単純なので軽量化も同時に実現できます。
しかもKX65ではその2ストロークエンジンの中でも2番目に構造が単純なピストンリードバルブ式を採用しています。ピストンタイプのバルブはシリンダーの壁に吸気ポートが開いているもので、ピストンの上下動に合わせてポートが開閉します。
この単純な動きだけで吸気と排気を行うので単純で、しかも確実です。ただ、ポートの位置が吸気のタイミングの全てを決めてしまうので「潰し」が効かないということと、ピストンが下がった時に混合気が吹き返しを起こしてしまい、排気管から炎が噴き出るという事態が起こりやすいのが欠点でもあります。
その欠点を補うために吸気通路にリードバルブを設け、吹き返しを防止するように設計したのがこのKX65に使われているピストンリードバルブなのです。これにより、パワフルかつ軽量な特性はそのままに、確実性をさらに向上させた動力系が実現しているのです。
また本機はセルスターターではなくプライマリーキック方式を採用するとともに、燃料供給もKX450Fで採用されているようなフューエルインジェクションではなく、従来型のアナログなキャブレターを使用しています。
これはどうしてかというと、ひとえに「整備性」を重視してのことです。というのも本機はあくまで「キッズモトクロッサー」という位置づけなので、大人のプロが乗るわけではありません。
そのためできるだけ整備は自前でやりたいというのがユーザーの声でしょう。それには経済的な問題もあれば、バイクの基本構造を学ぶという意味合いもあります。そんなバイクがフューエルインジェクションを採用していれば、構造が複雑なのでなかなか簡単には自前の整備は出来ません。
そこでアナログなキャブレターを採用している、というわけです。パワフルなエンジンを、剛性のあるフレームに積んで、自分で整備しながら楽しめる、そんな「バイクは楽しい」の入り口のための一台としてKX65はあるのです。
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