【ホンダ】クロスカブ バイクの評価・特徴
【ホンダ】クロスカブの評価や特徴、タイプ・排気量・燃費・エンジンなどを詳しくご紹介!
【ホンダ】クロスカブ
紹介動画 | |||
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< 主要スペック > | |||
メーカー | 車名 | タイプ | 排気量 |
ホンダ | クロスカブ | ミニバイク | 109cc |
燃費 | タンク容量 | 車両重量 | エンジン種類 |
62.5km/L | 4.3L | 105kg | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
クロスカブは2013年に発表、販売が開始された原付2種のミニバイクです。
1980年から販売が開始されたスーパーカブをベースとした輸出専用車種「CT110」を基調として、現行のスーパーカブ110とのクロスオーバーコンセプトから生まれたのがこのクロスカブです。
日本のカブよりも海外らしいタフネスを味付けされたデザインは、全世界でカブが愛されている証左でもあるでしょう。
フロントライトには上下にライトガードが取り付けられ、カラーリングも力強さを感じさせるボスグレーメタリック、いかにもタフなパールコーンイエロー、スポーティなファイティングレッドというラインナップ。
タイヤにはカブらしい細身の17インチの大径タイヤを採用。これによって飛躍的な直進安定性を獲得しています。これは言うまでもなくCT110からの名残で、未舗装路も多い海外でも難なく走破できるスペックと言えるでしょう。
また最低地上高も155㎜とスーパーカブ110の135㎜よりも20㎜も高く設計されており、路面状況に左右されないタフさを印象付けています。
またシートも特徴的です。スリムな印象の本家カブに比べて、よりぽってりとした印象です。これによってシート高も735㎜から784㎜とずいぶん高くなり、スーパーカブで少し足つきが苦しい人にとっては、かなり無理のある高さになってしまっています。
しかしこのシートにもきちんと理由があって、厚みを加えることにより、衝撃吸収性を飛躍的に高め、より路面の悪影響をライダーにまで伝えない工夫がなされているのです。その意味でクロスカブはより長距離航行に向いたモデルだと言えます。
最高速よりも加速力!
クロスカブの魅力には「タフなカブ」を印象付けるデザインや走破性を高める装備にもありますが、なによりの魅力はHONDA製のエンジンにあります。
HONDA製のインジェクション機構=PGM-FIによる燃費の向上や、ストレスフリーのエンジンスタートもそうですが、もっと魅力的なのはその加速力です。
スロットルを開けた瞬間に地面をがっしりと掴んで推進力を発揮するその頼もしさは、本家カブにも勝ります。
この原因は2次減速比の調整です。2次減速比とはエンジン側に取り付けられたスプロケット(ドライブスプロケット)とリヤホイールに取り付けられたスプロケット(ドリブンスプロケット)の二つのギヤ比を意味します。
ここを調整することで、発進時の加速性能や最高速の上限を変更することができます。この値がスーパーカブ110では2.500なのに対し、クロスカブの方は2.642となっているのです。
これはすなわち、高速巡航にはより多くのエンジンの回転数が必要だが、その分発進時の加速力は力強い、という意味です。このような微調整によって、クロスカブの小気味いい加速力は実現されたのです。
スーパーカブよりも力強いデザインと加速。その意味ではより面白いバイクに仕上がっていると言えるでしょう。
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クロスカブの前身モデルはハンターカブ!
悪路の走行性を向上させたクロスカブは、2012年に生産を終了したCT110、通称ハンターカブの後継車であり、共有しているパーツも随所に見られます。
ホンダのスーパーカブが悪路走行性に優れたバイクに生まれ変わったのは、海外のニーズからです。スーパーカブの輸出仕様車CT90は、1966年から1979年までカナダやニュージーランド、オーストラリアやアメリカなど各国に輸出されました。
諸外国の農場は日本とは比較にならないほど広大なところもあり、その農場を回るための足としてスーパーカブはタフな性能を誇っていたことから選ばれましたが、排気量が小さいことや未舗装道路を走行する際に下部を擦ってしまうなどのデメリットが指摘されました。
これらを改善したのがCT110、ハンターカブです。基本的な構造は変えていませんが、エンジン排気量を105ccにボアアップ、レッグシールドを取り払って悪路で擦っていたマフラーをサドル下まで上げ、さらに大型キャリアをリアに設置しました。
また未舗装道路でも安定した走行ができるように、ブロックパターンのタイヤを装着しています。
ハンターカブは輸出専用車でしたが、そのスタイリングとタフネスな性能で国内でも人気が急上昇し、1981年から1983年まで国内販売されています。
クロスカブはレッグシールドを備え、マフラーもスーパーカブのイメージを踏襲するためにストレート形状となっていますが、ライトガードや大型リアキャリアなどを装備、ハンターカブのイメージを継承しているといえます。
ベースモデルのスーパーカブは誰もが認めるタフ性能!
クロスカブのベースモデル、スーパーカブはタフネスで経済的な性能であることは世界が周知の事実です。実際、業務用として認定しているところが多く、オーストラリアでは郵便配達用に、日本でも郵政省や新聞配達用として特化したモデルが製造されています。
世の中、これほどタフなバイクがどれくらいタフなのか知りたがる人が大勢いて、中には実際にどれほどタフなのか試そうという人もいます。
海外のケーブルTV、ディスカバリーチャンネルの番組では、エンジンオイルにハンバーガーショップで使われた古い植物油を注入、その上で後部キャリアにスイカやピザをたっぷりと乗せて試走しましたが、ビクともしませんでした。
もちろん、これで終わるほど海外のメディアは甘くありません。なんと、ビルの屋上からスーパーカブを落下させてしまいます。日本では到底、できないこの実験でもエンジンがかかり、そのタフネスぶりが証明されました。
植物油でも走行することは可能ですが、エンジンオイルと違って変質が激しいため、実際には数日で焼き付きを起こす可能性があります。所有しているスーパーカブが大切な人は、絶対に真似しないでください。
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