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【ホンダ】CRF250L
バイクの評価・特徴

【ホンダ】CRF250Lの評価や特徴、タイプ・排気量・燃費・エンジンなどを詳しくご紹介!

【ホンダ】CRF250L

紹介動画
< 主要スペック >
メーカー 車名 タイプ 排気量
ホンダ CRF250L オフロード 249cc
燃費 タンク容量 車両重量 エンジン種類
32.5km/L 7.7L 143kg 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ

 CRF250Lは、CBR250Rをベースとして作られているバイクで、日本で設計されたものをタイで生産しているグローバルモデルです。世界戦略をもとに生産・販売されているため、世界各国の需要や法規制を考慮した設計がなされており、またタイで生産する子世によってコストダウンを実現しています。

タイで生産されているということを考えると、国内生産のものに劣る感じを受けるかもしれませんがそのようなことはなく、実際には最先端テクノロジーを用いています。

エンジンはCBRと同じ水冷DOHC4バルブ単気筒であり、始動はセルで行うことができます。ではCBRとの違いはどこにあるのかと言うと、クラッチとトランスミッションです。オフロードバイクゆえに半クラッチを多用することを想定し、耐久性を高めています。

フレームはスチール製ツインチューブタイプのものです。これはメインパイプが楕円状になっているものであり、これによって剛性を高めながらもスリムな車体となっています。また、サスペンションはセパレートファンクションタイプでダンパーとスプリングが分かれており、これは最新のものです。

様々な走りに対応したエンジン

 タイで製造されていること、性能が国際基準であることなどを考えると、走りはどうなのだろうかと不安に思う人もいるかもしれませんが、心配には及びません。

オフロードバイクではありますが、オンロードのツーリングをメインとして使用するのにも向いており、たまにオフロードな道を走る時にも本来持っている性能を発揮してくれます。本来乗用車が走る程度の林道は快適に走ることができ、まさに舗装路と同じような感覚で走ることさえできます。

エンジンのパワーとトルクは申し分なく、高回転ではよく加速して走ってくれます。また、高回転で走っているときにもエンジンの振動が少なく、快適に走ることができるでしょう。また燃費の良さも注目すべき点であり、ガンガン攻める走りをしても燃費が30km/Lを下ることがありません。

難点は、オフロードバイクとしては重量があるために、深い砂利の路面であったり、ぬかるみが続くような道ではハンドルをとられることがあります。そのため、荒れたコースではパワーを活かした走りがしにくく、コントロールには相当の技術が必要となります。

したがって、オフロードバイクではあるものの、オフロードを重点的に作られたバイクと同様の乗りこなしは期待しにくいと言えます。

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