【ホンダ】CRF150R/150R Ⅱ
バイクの評価・特徴
【ホンダ】CRF150R/150R Ⅱの評価や特徴、タイプ・排気量・燃費・エンジンなどを詳しくご紹介!
【ホンダ】CRF150R/150R Ⅱ
紹介動画 | |||
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< 主要スペック > | |||
メーカー | 車名 | タイプ | 排気量 |
ホンダ | CRF150R/150R Ⅱ | 競技用モトクロスバイク | 149.7cc |
燃費 | タンク容量 | 車両重量 | エンジン種類 |
- | 4.3L | 82.9kg | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 |
CRF150シリーズは競技用モトクロスバイクで唯一の4ストロークエンジン搭載モデルです。
総排気量149.7㏄、車重82.9(Ⅱは84.9)kg、HONDA独自の技術ユニカムバルブトレインを採用したライダーの技術を最大限に引き出せるニュートラルマシンです。
なぜこのタイプ、このクラスのバイクで4ストロークエンジンが本機だけなのかというと、単純に2ストロークエンジンの方が「軽い」からです。
2ストロークと4ストロークのエンジンの部品数の違いは前者が1本のシリンダーでガスを圧縮し、爆発させるという仕組みなのに対し、後者が吸気バルブと排気バルブの2本以上のバルブを使って圧縮⇒爆発⇒排気という仕組みでエンジンを動かす違いに表れます。
つまりもともと部品が少ない構造で動いているのが2ストロークエンジンなのです。
競技用バイクにおいては「軽いは正義」なので、どうしても2ストロークが好まれます。また2ストロークの方がエンジンの回転が速い(2ストロークが5000回動くところを4ストロークでは2500しか動かない)ので、その分パワーもあるのです。
競技においてはこの2つは大きな強みになります。
HONDAが4ストロークエンジンを採用した理由
しかしHONDAが重くてパワーが出にくい4ストロークを採用しているのにはちゃんと理由があります。4ストロークの最大の強みはパワーバンド=パワーを発揮できる回転数域が広い点です。
競技シーンにおいてエンジンの回転数は目まぐるしく変わりますが、最も差が出るのは低回転域でのパワー。多くの2ストロークが低回転域への移行で減速している中、4ストロークの低回転域でのパワーが発揮できれば確実に差をつけることができるのです。
しかしそこで差をつけても、そもそもが「重く」て「弱い」のですから、他社からしてみればやっぱりメリットは少ないわけです。
そこでHONDAが開発したのが前述のユニカムバルブトレイン。本機構は従来は2本必要だった「カム」という部品を1本に統一し、4ストロークエンジンの部品数の低減に貢献し、エンジン全体の軽量化に成功しました。
しかし改善されたのはそれだけではありません。「カム」は本来回転しながらガスを燃焼室と呼ばれる場所まで圧縮しながら押し込んでいくパーツですが、バイク全体としてはこの回転によってどうしても微妙なバランスの変化が生まれてしまいます。
このバランスの崩れはもちろんカムの本数が多いほど大きくなるわけで、それを減らしたユニカムバルブトレインでは従来よりも操縦性が改善されているのです。
しかも本機のエンジンは4バルブ。これは最低限必要な2本よりも倍多い本数です。このバルブが増えると、より多くの吸気が可能になるので、2ストロークの回転数には敵いませんが比較的高出力を発揮できるようになります。
つまりCRF150のエンジンは4ストロークの低中速域における差別化されたトルク性能と、高速域での非力さをカバーするための4バルブを、見事にこのユニカムバルブトレインでつなげてしまっているのです。
これにより、その速度域でもライダーのテクニック次第でどのようにでも化けるマシンが生まれたのです。価格は493,560円~510,840円。
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