ホンダのバイクの評価・特徴

ホンダのバイクの最も大きな特徴は「乗りやすさ」です。これは全クラス、全車種に共通している強みです。まずはエンジン。スロットルを開けた時にエンジン駆動へとつながる挙動が非常に滑らかで、急な加速などをしないため、どんな人にも優しい乗り味になっています。

また車体の扱いやすさにも優れています。例えば足つき性の良さや取り回しの良さはぴか一で、基本的には女性でも男性でも、背の高い人でも低い人でも乗りやすいように設計がされています。そして燃費性能。これはスーパーカブを例に挙げればわかりやすいでしょう。

スーパーカブ50の燃費はなんと110㎞/h、スーパーカブ110でも63.5㎞/hを誇ります。この数字は他のメーカーの車種では全く太刀打ちができません。もちろんこれは他の車種でも発揮されていて、フラッグシップモデルのゴールドウィングF6Bの燃費は21.8㎞/hあります。

ゴールドウィングの排気量は1832㏄ですが、これよりも排気量の少ないヤマハのフラッグシップモデルVMAXの燃費は16.0㎞/hです。燃費性能はもちろん経済性にもつながりますが、なにより給油回数をへらすという意味において、ユーザーの利便性を高めてくれます。

またホンダのバイクは壊れにくさでも定評があります。一部の高品位モデルを除けば整備もしやすく、その意味でも乗りやすいと言えるでしょう。教習所でもCB400SFが採用されたり、警察車両にもCB1300が採用されるなど、信頼性において右に出るものがいないのがホンダのバイクなのです。