車検切れのバイクでも下取りできる?
車検が切れてしまったバイクでも下取りはできるのでしょうか。車検を取り直す場合にかかる費用と、車検切れのバイクをそのまま売る場合について説明します。
車検切れのバイクでも下取りできる?
結論から言えば可能です。というよりも、車検切れのバイクの車検を取り直して、そのうえで下取りを依頼するのは間違いとすらいえます。
一般の人間が車検をするとなると例えば400㏄の場合だと、申請するのに1,400円、用紙代に100円程度かかりますよね。
そこに2年分の重量税が年額2,500×2=5,000円と自賠責保険2年分20,240円がかかり、ざっと見積もって27,000円の費用がかかるわけです。
もし古いバイクですと車検を通すのに整備費用までかかってくるので、下手をするとこの何倍もの費用がかかることもあるでしょう。
しかし、残念なことにここまでしても、結果的には得どころか損になる可能性の方が高いのです。
まずは車検代。車検は業者がやるとこれよりも格段に安くすることができます。加えて思い出してください。「車検切れ」のバイクを購入する際は車検費用は購入者持ちです。
確かに「車検切れで車検費用がいるなら別のバイクを探そう」という人もいないわけではないでしょうから、その分市場価値は下がりますが、それが査定額27,000円以上の違いになるかというとそうではないのです。つまり車検費用をこちらで負担して車検を通しても、その費用に見合った下取りにはならないのです。
これは整備も同じです。業者が自分でやれば当然安上がりですので、売る側が自分で修理に出してお金を払うより、断然安く仕上げることができます。整備をしても、その整備費用と同じ下取り価格の上乗せが行われるわけではありません。
従って、車検切れのバイクを下取りに出そうと思ったら、そのまま出すのがベストなのです。
車検切れのバイクのデメリット
もちろん車検切れにもデメリットはあります。一つは先ほども述べた若干の査定額の減少ですが、もう一つは「自分で下取りに持っていけない」という点です。
車検切れのまま公道を走ると(自賠責も切れていた場合)12点の減点です。これは過去に違反がなくても最低で90日の免許停止に相当します。
それに加えて無車検・無保険での走行は刑事罰にも相当します(無車検:6か月の懲役または30万円以下の罰金/無保険:1年以下の懲役または50万円以下の罰金)。
罰金を払っても、懲役刑を課せられても、どちらにせよ「前科」がつきます。そこまでのリスクを背負ってバイクを売りに行くわけにはいきませんよね。
そうなると出張買取の依頼をしないといけません。出張買取には業者へのリスクもありますが、「その場で判断しなければならない」という依頼者側のリスクもあります。その意味で車検切れのバイクには下取りに関してデメリットがあるのです。
下取りに出すのならベストの時期は車検が切れる2か月前。その時期であれば業者も車検が切れる前に販売できますし、自分で乗って下取りの依頼に行けるので、双方へのリスクも最小限に抑えられます。
バイクの車検代は400CCを自分で更新する場合、申請代が1,400円、用紙代が100円ほどかかります。
さらに重量税が2年分で5,000円(年額で2,500円)、自賠責保険料が(2013年4月に見直し済み)24ヶ月分で20,240円となっています。つまり、約27,000円が必要になるのです。
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