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バイク売却後、文句をいわれた

バイクを個人間で売買する際によくあるトラブルとして、バイク売却後に文句を言われることです。このページでは、気をつけたいポイントについてまとめました。

バイク売却後、文句をいわれた

 バイクを売るにあたって、販売店や買取業者に依頼せずに個人間での売買を行う方もいらっしゃいます。 業者による中間マージンが発生しないので売り手には高く、買い手には安い価格で取引を行うことができるのが魅力ではありますが、個人間ゆえにトラブルが絶えないのが現状です。

キズや凹みなどの損傷

 その中でも最も多いのが、キズや凹みに関して文句を言われることです。 個人売買では多くの場合、売り手も買い手もバイクに関して知識はあれども業者並みの手腕は持っていません。

そのため、実際にバイクを見てから価格交渉をして引き渡したとしても、後になってからキズが見つかってしまうこともよくあります。

エンジンの不調や故障

 実際にバイクを見る際には、実際に乗ってみて不備や故障が無いかを確認するものですが、その時に問題が無くても買取後にすぐに動かなくなったという例もあります。

外見でわかりづらいものなので、プロならば見抜けたとしても整備の知識がある程度では乗ってみただけではわからない不調や故障もあります。

実のところ、何が原因で故障したかわからなくても、買い手としては買ってからすぐに故障したのだから取引時には既に故障していたはずだ、と主張することが多いです

金銭トラブルに発展することも

 そのような場合には、電話で文句を言われるだけでは終わりません。 買い手としてはキズが無い、故障していないという認識で価格交渉を行うことを前提に考えているので、実際にキズがあったり故障したのならば支払った金額では割に合わないと考えるのが普通です。

なので、買い手側から売り手側に対して、一部返金による買取金額の減額や、修理費用を請求される可能性があります。 悪質な場合、最初からそれらの不備を確認したとしてもそれを価格交渉の際に申告せず、後になって見つかったフリをして一方的に返金を求めることもあります。

個人売買はノークレーム・ノーリターン

 個人売買における基本的なルールとして、後になって文句も返金も求めない「ノークレーム」「ノーリターン」が鉄則です。 しかし、損害を受けたと思うとそのようなルールを無視、あるいは最初から騙すつもりで取引に応じている可能性もあり、証拠なども残りづらいので泥沼化することが多いです。

まとめ

 やはり、バイクを売るならば買取業者に依頼するのが一番安心できますし、業者によっては思いがけない高値をつけてくれることも十分に有り得ます。 トラブルを避けたいならば個人売買よりも、バイク買取のプロに任せてしまいましょう。

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