日本の中古バイクは海外で人気

　日本のバイクは海外でも大人気です。日本が世界に誇るホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキは、いずれもリーズナブルかつ故障も少ないメイド・イン・ジャパンのバイクとして、羨望の的となっています。

人気のあるバイクは、日本国内と同様、さまざまなジャンルのバイクが対象となっています。

たとえば、ヨーロッパでは、所得の高い層から若年層に至るまで、日本と同様にバイクは趣味性の強い対象となっており、レーサーレプリカタイプのモデルや大型スクーターなども人気を博していますし、発展途上国や新興国、とりわけ、モータリゼーションが進展途上にある国々においては、四輪車の普及速度にも増して、二輪車の普及が爆発的な勢いで拡大しています。

特に、インドや東南アジア諸国において、四輪車とともに二輪車が道路にあふれて大混雑しているという映像をニュース等で見かけたことがある人もおられるのではないでしょうか。

これらの国々では、大都市圏以外では舗装路がまだまだ発達途上にある道路事情を反映し、ホンダのスーパーカブに代表されるビジネスユースのバイクや、ラフロードの走破性に優れたオフロードタイプのバイクも高い人気を集めています。

とりわけ、スーパーカブは、カタログ上の数値でガソリン1リッターあたり100km（かつての測定基準では180kmという頃もありました）を超す長距離走行が可能という超低燃費性や、オイル交換も含めてほとんどノーメンテナンスでも故障しにくいという優れた耐久性が世界的に知られており、日本製バイク＝丈夫といったような高評価につながっています。

日本のバイクの人気は、新車だけに留まりません。もちろん、中古バイクも大人気です。

これは、新車バイクと同様、中古であっても故障しにくいという優れた耐久性や、新車はぜいたく品ということで輸入する際の関税を高くしている国であっても、中古車の関税は低く抑えているケースが多く、比較的入手がしやすいからです。

そして、新車バイクは国によっては現地企業によって生産されているケースもありますが、やはり品質や性能という点でいえば、日本製のバイクにはかないませんし、それは中古であっても同様です。

さらに、日本国内の事情と大きく異なるのは、パーツの再活用です。

日本では乗り古されてスクラップ同然とみなされた古いバイクであっても、海外、とりわけ発展途上国では、それがまだまだ使える大切なパーツとみなされています。

また、パーツの適合が多少違っても、現地の人の熱意と知恵によって、すぐさま上手に改造されて、バイクの補修部品として使われたりもします。

つまり、日本の中古バイクは、状態の良い新しいバイクが人気を博しているのはもちろんのこと、古くなったバイクであっても、さまざまな形で再利用がなされているのです。

ですから、もしあなたが乗っているバイクを手放すときは、日本国内だけではなく、海外のユーザーからも大人気であるということを知り、即決で二束三文で売ったりせず、少しでも高く買ってくれる業者を探して売るようにしましょう。

⇒ バイクを高く売る方法１ページで解説！

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！