バイク買取業者はバイクオークションに出品する
バイク買取業者にバイクを売った後、そのバイクはどうなるのでしょうか。その後、中古オークションに出品される場合の仕組みと流れについてご紹介します。
買取業者はバイクオークションに出品する
バイク買取業者に売ったバイク。多くの人々は、そのバイクがその後、どういう処遇になるのかまでは、案外と無頓着なのではないでしょうか?
実は、意外に多い勘違いが、「買い取った業者が自分たちでユーザーに販売する」「買い取ったバイクはスクラップになる」といったような思い込みです。
確かに、そういう処遇がなされるバイクも一部には存在します。しかし、最も多いのが、実は、「中古バイクオークションに出品する」というバイクたちなのです。
中古バイクオークションとは、バイクを取引する市場のことです。市場といっても、一般のユーザーは立ち入ることができず、利用できるのはバイクオークションに会員登録した、バイクを取り扱う関連業者のみです。
バイクオークションは、全国で10数か所が営業しており、いずれの会場においても、だいたい週に1回のペースで、競りが開催されています。
バイクオークションの仕組みとしては、登録している業者が、買い取ったバイクを、競りの前日または当日までにオークション会場に持ち込みます。
そして、出品者および会場側が車両状態をチェックし、車両状態を記した出品票を作成し、バイクに備え付けます。
また、会場側は、出品されたバイクを一覧にまとめた冊子状の出品リストを印刷し、競り当日に来場した会員業者に配布します。
業者はこの出品リストもしくは、会場内に設置された車両状態確認用の検索端末を使って出品車両を把握します。
さらに、出品バイクが置かれている出品ヤードに出向き、実際にバイクを目視し、触って、跨がって、エンジンをかけるなどして、さまざまな観点から、車両状態をくわしく把握します。
業者は、お目当てのバイクの競りの順番が来たら、POS機と呼ばれる競り参加装置のボタンを操作して、欲しいと思う値段までボタンを押し(応札といいます)、競りに参加します。
もし、他の業者よりも高く応札した場合には、落札となりそのバイクを購入することになります。
もし、応札額が他社に負けた場合には、他社が落札することになりますから、欲しい業者が複数いる場合には、価格がどんどん競り上がります。
また、多くの会場では、会場を訪れた業者だけでなく、バイク業者の店舗に設置した応札用端末から競りに参加することも可能となっていることから、応札は年々活発化する傾向にあります。
このように、バイク買取業者が買い取ったバイクは、中古バイクオークションに出品され、多数の業者によって競りにかけられて、販売業者などに引き取られ、新しいオーナーの愛車となっていきます。
バイク買取業者は中古バイクオークションの仕組みを最大限活用し、バイクの車種や特徴ごとに、どの会場に出せば高く売れるかといったことを常に研究し、ユーザーから買い取る際の提示価格に反映させているのです。
バイクを高く売るためにやること
バイクを高く売るためには、複数の買取業者に査定してもらい価格競争させることが大切です!まずはA社、B社、C社にインターネットで査定してもらいますがあくまでも参考価格しかでませんので、実際に来てもらって実際の買取価格を出してもらいましょう!(完全無料)
以下の買取業者に私が実際に自分のバイクを売った時の記録 ⇒ 筆者が自分のバイクを買取業者に高く売るまでの体験記
※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう!