査定員に嘘はつかない方がいい

　買取査定の際のポイントの一つとして、嘘はつかない方がいいと言うものがあります。これはよく言われることですが、下手な嘘をついて見抜かれると損をしてしまいます。

　見抜かれる嘘とは、転倒して修理をしたバイクを売る時、塗装がきれいだからわからないだろうと思って事故歴を隠すなどの嘘です。

査定員はなにしろプロですから、素人である売り手にとっては綺麗に見えるものでも、痕跡を発見してすぐに見抜いてしまいます。

そうなれば、査定員は他にも隠しているところはないかと厳しく査定をすることになり、それによって色々な減点個所が見つかって査定額が落ちてしまうのです。

このほかにも、価格を釣り上げようという思いから、1社にしか査定を依頼していないのも関わらず、査定結果に数万円上乗せした額を提示して「B社は○万円の査定額だったので、それより高くなければ売りません」というような嘘もよくないでしょう。

それが事実ならば問題ありませんが、査定員は仮に安く見積もっていたとしても、大体いくらくらいの査定額が出るはずだということはすぐにわかります。

そのため、売り手が嘘によって査定額を釣り上げようとしたところで、査定額はあがらずに悪印象を与えるだけになってしまいます。

嘘そのものも悪いが、悪印象がよくない

　査定員も人間ですから、悪印象を与えるのはよくないことです。査定員とお互いに良い印象であれば、査定額を聞いた後のアピールや交渉によって買取価格はあがることも珍しくありません。

しかし、もし事故歴などで嘘をついて悪印象を与えてしまえば、いくらバイクのいいところをアピールして価格を上げようと思っても、そのアピールが薄っぺらにしか聞こえないために、価格があがるのは難しくなるでしょう。

他社はもっと高かったと言う旨の嘘を言ってしまえば悪印象であり、査定員が妥協して少し価格を上げると言うことがなくなります。

査定員と良好な関係を築くためにも、嘘はよくありません。良好な関係を築いておくと、査定員は本社に連絡していくらくらいまで価格を挙げられるかを聞いてくれたりするものです。

したがって、バイク買取を依頼する時には、バイクをきちんと整備や洗車することによって最高の状態にしておくことのほかにも、査定員とは良好な関係を築くと言うことが大切であり、高額査定をもらうためのコツなのです。（ バイクを高く売る方法１ページで解説！）

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！