バイクの整備記録簿があれば高評価

　バイク売却の時に欠かせないアイテムの一つが、整備記録簿です。

定期的に行う整備の状況を記録するものであり、バイク買取査定のときにこれを資料として提供することによって、整備履歴を知らせることができ、これが高額査定に繋がることがあるのです。

査定額が変わる顕著な例は、修理の記録です。

例えば転倒して外装を塗装した場合、その旨の整備記録簿をもらうことができますが、綺麗に塗装したからわからないだろうと思い、転倒した過去を知らせないためにも整備記録簿を見せなかったとします。

このとき、査定員は簡単に塗装の痕跡を見破るのですが、転倒の程度までは正確に把握することができません。

この時査定員は、「塗装の痕跡が見つかった→過去に転倒している→どの程度の転倒か正確にわからない→一応酷い転倒をした場合の減点をしよう」となるのです。

なぜならば、それほど激しい転倒はしていなかったものと判断して5の減点をしたとき、実際には10の減点をすべき転倒であったならば、業者側は知らないうちに5点分の損をしてしまうからです。

だからこそ、その損失を事前に防ぐためにも、最悪の場合を想定して減点するのです。したがって、本当のことを伝えることによって最大限の減点を防いでできるだけ高い査定額を引き出すためにも、整備記録簿はしっかりと提出すべきです。

大切にしてきたことをアピール

　この他にも、整備記録簿を綺麗に保管しておくだけではなく、オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換などを行った場合には明細書を時系列でまとめておいたり、独自に空気圧やオイルの量、タイヤの具合などを点検したメモを残しておくのが好ましいでしょう。

それを資料として提供したとき、細かくは見られることはないかもしれませんが、自分がいかにバイクを大切に扱い、日々メンテナンスを行ってきたかということがよくわかると思います。

そのような持ち主のバイクはメンテナンスが実際に行き届いていますし、査定員もあらさがしをして減点していく姿勢が和らぐため、高額査定に繋がることになるのです。

簡単な記録を残していくだけですが、それを積み重ねていけば売却の時には必ず有利に働きます。

高く売れて嬉しいだけではなく、日々のメンテナンスがバイクの状態を良好に保ち、売却に至るまでに不調によって出費をする機会も少なくなり、良いことづくめになります。（ バイクを高く売る方法１ページで解説！）

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！