売るバイクが故障車や不動車の場合

　あなたの所有しているバイクが、自走できない状態、いわゆる「故障車」や「不動車」と呼ばれる状態の場合、どのように対処したらいいのか分からず途方に暮れてしまったり、面倒だからと長年に渡ってバイクを放置したり…といった人が意外に多いようです。

そして、故障車や不動車は修理してからでないと売れないと思い込み、修理代が掛かると困るので、判断を先延ばしにしている人もいるようです。そういった人におすすめしたいのが、バイク買取専門業者への売却です。

故障車の場合

　故障車は、故障原因が判明すれば、大まかな修理費用を予想することができます。但し、故障原因がはっきりしない場合、バイク取扱業者は、過去に遭遇した似た事例をもとに、目の前の故障したバイクの修理代がどれぐらい掛かるかを推定し、修理代が高く掛かった場合でも損をしないような価格を提示しようとします。

その際の価格は、これまで手掛けた査定の経験値や、業者の再販ルートの優劣によっても大きく変わってきます。ですから、Aという業者が3万円の提示だったとしても、Bという業者は6万円を提示する可能性も大いにあります。

ぜひ、複数の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。便利なのは、一括査定依頼サイト（ バイク買取一括見積り）です。インターネット上で車両情報などの簡単な項目を入力するだけで、5社程度の業者にまとめて査定依頼ができ、査定申し込みの手間が大幅に軽減できます。

不動車の場合

　不動車は、「そもそも、故障車との違いって何？」と質問をされそうですが、様々な事情、例えば故障をきっかけに、自宅ガレージや路上などにバイクを長期間放置し、動かなくなってしまったようなバイクが不動車に該当します。

また、動かなくなるきっかけは故障だけとは限りません。例えば、バイクの使用頻度が激減し、2年ぶりにバイクに乗ろうとしてエンジンを掛けようとしたら、バッテリーが上がっていてエンジンが掛からないので、新品バッテリーを買ってきて交換したのに始動しなくなっていたといった、長期間の放置が故障を呼び込むという事例もあります。

そして、不動車に多いのが、長年放置したことによる塗装や摺動部分の錆や腐食による固着です。また、外観だけでなく、エンジンやトランスミッション内部のオイルや、ガソリンタンク内のガソリンも劣化します。

劣化した状態の油脂類がフィルターの過度の目詰まりを発生させ、始動困難となることもあります。このように、不動車は、故障車のケースをも包含するほど、その状態は多種多様ですから、価値判断が非常に難しいものです。

ベテランの査定士や整備士であっても、担当する人によって価値判断が大きく異なってくるのは間違いありません。ですから、不動車の場合も、一括査定依頼サイト（ バイク買取一括見積り）を活用するなどして、たくさんの買取業者に査定をしてもらうことを強くおすすめします！（ どうせバイクを廃車するなら先に買取査定をしよう！）

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！