水没車・炎上車のバイクでも売れる？

　通常、バイクの事故といえば他の車両とぶつかる、ガードレールや壁などにぶつかるなどによるものがほとんどです。

しかし、事故の中には水没や炎上というものがあり、もしそのような事故に見舞われた場合には、事故の形がイレギュラーであることもあって、持ち主は大いに戸惑うことでしょう。

もう乗れないと思い、買取を考えることもあるかもしれません。

　結論からいえば、水没車や炎上車でも売ることができます。しかし、その前にどの程度の事故であったかをよく観察しましょう。

　まず水没した場合ですが、水没の程度はどのくらいであったのでしょうか。水没とはいってもそれほど程度がひどくなく、深い水たまりに一時的に入った程度の水没であればそれほど問題ありません。

そもそもバイクや車は雨にぬれてもある程度は大丈夫なように設計されているからです。

しかし、洪水などによって全体がどっぷりとつかってしまったならば、本来濡れることが好ましくない部分が水にさらされてしまうため、大事故を起こしたのと同様に動かなくなってしまうこともあるでしょう。

さらに、使ったのが真水か海水かによっても大きな違いがあります。

真水ならば問題がない場合でも、海水につかってしまった場合には塩分による腐植が進み、突然発火・炎上する危険などもあるので、そのままの状態で乗り続けることは難しいと言えます。

このような場合、修理するとなると多くのパーツを取り換える必要があり、修理代が非常に高くつくため、売った方がよいと言うことになります。

炎上車は売ろう

　炎上車は、炎上と言うからには燃え上がったことが予想されます。雨にぬれることは想定されていても、火にさらされることは当然ながら想定されていません。

直ちに消火すれば乗れるかもしれませんが、そもそも炎上に至るきっかけとなった欠陥がどこかにあるはずなので、これも修理に出した方がよいでしょう。しかし修理代が高くつくことも多く、また炎上して動かなくなった場合には買取を依頼して売却してみましょう。

　以上のように、水没や炎上をしたバイクは、大幅な修理が必要になることも多いため、バイク買取業者に売却を検討することになると思います。

その時には、まずはバイク王などの買取能力の高い買取業者に依頼するほか、パーツごとの価値を見てくれる業者や事故車の買取に強い業者に依頼してみましょう。

買取不能とされた場合にも無料で引き取ってくれる場合が多く、少なくとも処分代は払わなくてよいことになります。

バイクを高く売るためにやること

※人気車・不人気車・輸入車・事故車・故障車・不動車など、すべてのバイクに価値がありますので、一度買取査定をとってみましょう！